離婚弁護士の選び方
2018年9月30日

サウジアラビアの弁護士は社会的地位が低い

サウジアラビアで弁護士制度が設けられたのは、1958年のことです。

本格的に法廷で活躍し始めるのは、1980年代になってからで、歴史が浅いです。シャリーアに弁護士という職業がないので、裁判官や法学者と比べると社会的地位が低いです。サウジアラビアはワッハーブ派の教義に基づいて法律を作るので、弁護士もワッハーブ派のムスリムでなければなりませんでした。しかし2006年からユダヤ教徒やキリスト教徒、シーア派のムスリムなどでも資格を所有することができるようになりました。

サウジアラビアでは、裁判の判決に不満がある場合、資格と剥奪されることがあり、国王や国家、宗教指導者を訴えることはできません。刑事裁判では国選弁護制度がなく、弁護士の立会いを拒否されることもあります。元々シャリーアの裁判で弁護人として迎えられるのは、被告が所属する部族の長や王族、イスラム法学者とされています。

昔からワスタという仲介者を通して弁護人を頼む習慣が続いています。ワスタのコネを持たない場合に、弁護人として弁護士に法廷に立ってもらいます。よって海外の人権団体が被告を擁護するために雇うことが多いです。資格を取るためには、法曹関係者たちが開く審議会でふさわしいと認められる必要があります。審議の基準は公開されていません。しかし一般的にサウジアラビアの大学の法学部を卒業した人や、外国で法学の学位を取得した人などが相応しいと見なされます。

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